サンクチュアリ教会・サンクチュアリー協会の特徴

「万王の王神様解放圏戴冠式」のみ言と祝祷
亨進様は お父様から王権継承されていない。


「万王の王神様解放圏戴冠式」は、亨進様の王権継承の儀式ではない


http://trueparents.jp/?page_id=1912 より

サンクチュアリ教会側の人々の主張によれば、「文亨進様家庭は、真の父母様の『王権』を継承されたのだ」としています。
万王の王神様解放圏戴冠式 特に、サンクチュアリ教会側が「王権の継承」の根拠としているのが、2009年1月15日に韓国で、さらに同年1月31日に韓国と米国の2カ所、計3度にわたって行われた「万王の王神様解放圏戴冠式」で“王権が継承された”と主張しています。
しかしながら、この式典はその名称が示すとおり神様と真の父母様が一心、一体、一念、一核となって「万王の王」として戴冠された式典だったのであって、亨進様が「王権」を継承した式典ではありませんでした。
亨進様が真の父母様から「王権」を継承して“王様”になったという話は、今までに聞いたことがありませんし、その事実もありません。


 この式典は神様と完全一体となられた真の父母様が、神様を王様として戴冠して差し上げた式典です。
そして、王権を確立された真の父母様を中心とする「真の家庭」の四位基台の立場において、亨進様が一緒になってその恩恵に与り、真の子女の立場でその場に同参したのに過ぎません。

この式典は、あくまでも万王の王としての神様の“解放圏戴冠式”だったのであり、その主役は神様と真の父母様です。
決して「王様」の立場が、子女様の代に委譲、継承されたということではありません。



 そのときの式典の「式次第」や「司会者の言葉」、および真のお父様ご自身の「御言」を調べると、一言たりとも、「亨進様に“王権”を継承します」という内容は語られていません。
このときの式典で語られる司会者の言葉、「式次第」および御言の内容のすべては、事前に真のお父様が一言一句すべてをチェックされ、司会者に対しても「そのごとく語るように」と厳しくご指導しておられたのです。
 この「万王の王神様解放圏戴冠式」の式典で、真のお父様は、次のように御言を語っておられます。

「貴賓の皆様! きょう、皆様は、真に貴い天福を受けられました。万王の王が経綸する摂理的歴史の出征式に参加していらっしゃいます。歴史的な大転換期の渦を直接目撃していらっしゃいます。
縦的万王の王であられる神様の実体として万有を統治する横的万王の王、真の父母様の戴冠式に招待されました。
これ以上に貴く、歴史的な瞬間が、またいつ訪れるでしょうか」(「ファミリー」2009年3月号、7ページ)

 真のお父様は、万王の王神様解放圏戴冠式が
「縦的万王の王であられる神様の実体として万有を統治する横的万王の王、真の父母様の戴冠式」である
と明確に語っておられます。
この式典は、「神様」およびその実体の立場に立っておられる「真の父母様」の戴冠式だったことを知らなければなりません。

 このように、真のお父様ご自身が式典の意義について明確に語っておられるにもかかわらず、この式典に対して、それを真の子女様が“王権を継承”した式典であったと述べることは、事実をねじ曲げることであり、完全な誤りです。


 事実、写真を見れば分かるように、亨進様ご夫妻が式典で被った冠は、せいぜいプリンス(王子)が被る「コロネット」、プリンセス(王女)が被る「ティアラ」程度のものだったのであり、万王の王としての「王様」が被る冠とは言いがたいものです。


 ところで、式典の途中、真のお父様が「祝祷」された部分こそが“王権の継承”であったと主張する人もいます。
しかし、それも誤りです。
それが誤りであるのは、その式典の司会者の言葉を含め、前後の一連の内容を吟味することによって、より明白になります。
「祝祷」前後の内容は次のようになっています。
(以下、式典映像のディクテーション)

【司会者の言葉】
神様の実体として立ち、万王の王戴冠式をなされるために、(真の父母様が)今入場していらっしゃいます。
そのあとには、真の子女を代表して世界平和統一家庭連合、文亨進世界会長ご夫妻が入場していらっしゃいます。
そして、そのあとに10名のお孫様が続き、3代圏が一つになって入場していらっしゃいます。
人類歴史に新しい始まりを告げる驚くべきこの時において、万王の王神様解放圏戴冠式のために入場していらっしゃいます。
(真の父母様)ご夫妻が天のお父様に心からの礼を表していらっしゃいます。
熱い歓声と拍手で歓迎いたしましょう。
〔真の父母様が神様に礼を捧げる〕ご夫妻が天のお父様に心からの礼を表していらっしゃいます。
〔真の父母様が玉座に座られた後、亨進様夫妻がその前にひざまずいて敬礼を捧げる〕文亨進世界会長ご夫妻が天のお父様と天地人真の父母様に敬礼をお捧げしています。
〔真の父母様が『平和神經』を下賜〕
平和の王天地人真の父母様が、全人類を代表する文亨進世界会長ご夫妻に『平和神經』を下賜されます。続けて祝祷をしてくださいます。

【真の父母様の祝祷】
「天宙天地父母様安息圏安着即位式において、真の父母様の祝福を伝授いたします。アーヂュ」

【司会者の言葉】
次は御宝と指揮棒を(真の父母様に)奉呈する時間となります。
〔真の父母様に指揮棒を奉呈〕私たちを代表して天総官文興進様家庭の長男、文信哲様が指揮棒を真の父母様に奉呈しています。
(ディクテーション終わり)

 以上、一連の式典の流れを見ると分かるように、真の父母様が全人類に『平和神經』を下賜されるときに、その全人類を代表する立場で亨進様ご夫妻が『平和神經』を受け取られ、「祝祷」を受けておられるのです。
これは、あくまでも人類に対して真の父母様が『平和神經』を伝授されるときの、そのための「祝祷」なのであり、決して亨進様ご夫妻が「王権」を継承して王様になったわけではありません。


 事実、祝祷の言葉も「祝福を伝授いたします」というものであり、決して「王権を伝授します」「あなたが王様になります」といった内容ではありませんでした。

 ちなみに、「天一国」の名称を正式に言えば「天宙平和統一国」ですが、これは霊界と地上界を併せた「天宙」の平和統一国であり、その王国の中心は永遠に「万王の王」であられる神様と真の父母様です。
真のお父様と真のお母様が霊界に行かれた後も、その天一国の中心は永遠に神様と真の父母様であり、その点については、かつて亨進様ご自身も、
「真の父母様は永遠に一組です。子女は子女であって、真の父母になることはできない」と語っておられました。
 また、この「万王の王神様解放圏戴冠式」が挙行された同年の2009年11月14日に、文亨進様は、真のお父様から「このメッセージをみんなの前に語りなさい」と命じられ、次のように語っておられます。

「私(亨進)が、真の父母様を否定したり、真の父母様に従わなければ、統一教会人たちは、私に従ってはいけません」

 真の父母様と言うとき、それは真のお父様だけでなく、当然、そこに真のお母様が含まれています。したがって、今現在、真のお母様を否定し従おうとされない亨進様に「統一教会人たちは従ってはいけない」というのが、真のお父様の御意です。
「万王の王神様解放圏戴冠式」が挙行された年、真のお父様が亨進様に対し「このように語りなさい」と命じられた事実を考えると、亨進様が現在のようになられる可能性があることを、そのとき真のお父様は予見しておられたのではないかと思われます。


http://trueparents.jp/?page_id=1912 より




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