万民の救い主が、罪悪の血統を通じて、罪のない人間として来られて『原理講論573ページ』
『原理講論573ページ』
「マタイ福音書の冒頭を見れば、
イエスの先祖には四人の淫婦があったということを知ることができる。
これは万民の救い主が、罪悪の血統を通じて、罪のない人間として来られてから、
罪悪の血統を受け継いだ子孫たちを救われるということを見せてくださるために記録されたのである」
と論じられているように、救い主は、真の父も真の母も共に「罪悪の血統を通じて」生まれてこられることを述べているものです。
しかし、救い主は〝血統復帰〟の摂理によって「罪のない人間(無原罪)として」地上に来られ、
そして「罪悪の血統を受け継いだ子孫」を血統転換されるのであって、
「堕落した天使長の血統を受けた人」とは、そういう意味で語っておられるみ言なのです。