お母様は立派な方です。
今は基盤を築いたので、先日、お母様をお連れして聖進の母親の家に一度行きました。それは、お母様には失礼でしょう。いったい、どこにそのような男性がいますか。前の妻についての話を聞いただけでも気分が悪いはずなのに、どこに暮らしているのか、それをすべて調べて、連れていくというのです。いったい、そのようなことがあり得ますか。しかしお母様は立派なのです。それゆえに、天の立場から見るとき、どれほど無念で悔しくても、お母様に対して口を開いて反対することのできない条件が立つのです。そのように深刻なことです。
「お母様、私と行く所があります」と言うと、「どこですか」と言うのです。それは言わざるを得ません。「聖進の母がいる家に行かなければなりません! そこに行って祈祷しなければなりません。そのようにしなければ、すべての二世の行く道がふさがってしまいます」と言ったのです。お母様は立派な方です。有り難く思うのです。「そうですか。行かなければならないでしょう!」と言って、ためらうことなく先頭に立っていくのを見ながら、私が涙を流したことをお母様は知りません。家は入りませんでしたが、家をすべてよく見てきました。
真の御父母様の生涯路程 10
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