成長期間・責任分担がある子女様
亨進様は、
お父様の聖和式の直後、2012年9月17日の
「基元節勝利のための統一教世界指導者特別集会」で
お母様の勝利を、
「エバの堕落によって失われた、神様の娘、妹、夫人、母、祖母、女王の立場をすべての復帰された」として、
真の父母となられるための7段階の路程として、確信をもって詳しく解説されました。
すなわち、真のお母様は、
「1960年、第1次蘇生級聖婚式」で娘の位置、
「1977年2月、地勝日」で妹の位置、
「1991年7/1、神様祝福永遠宣布式」で夫人の位置、
「1999年、世界80ヵ国巡回路程勝利によるお父様からの表彰牌」で母の位置、
「2000年、世界40ヵ都市巡回講演勝利」で祖母の位置、
「2003年2/6、第2次長成級聖婚式である『天地父母様天一国開門祝福聖婚式』と
『天宙天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式』」で女王の位置、
「2006年6/13、天正宮入宮戴冠式」で
「神様と真の父母様を区別し得ない新しい時代が開かれた」として解説されたのです。
その上で亨進様は、
「お母様はお父様と完全に一体になられているので、
お母様はお一人の身体ではなく、
神様と真のお父様が投影されて現れる真のお母様として、
三位一体の実体であられます。
今から天上の門は地上のお母様を通して開かれており、
夜の神様と一体となられたお父様は、
地上に実体としていらっしゃるお母様を通して生きた役事を続けられることでしょう」
と語られました。
今ではご自身が語られたことととまったく逆のことを主張されるようになったことに、
私はその心中の試練の大きさを感じざるを得ない思いばかりです。
真の子女様にも、成長期間・責任分担があります。
子女様にどんなに素晴らしい心情と信仰がおありで、天によってどんな中心人物に立てられたとしても、
あるいは逆にそうであればあるほど、私たち祝福家庭のゆえにサタンの攻撃にさらされて、
願わざる背信の道を行ってしまう例は、枚挙に暇がありません。それが真の父母様と私たちとの違いです。
1998年に、お父様が顯進様を世界副会長に立てられながら、
お父様の相続者であるように語られたことがありました。
郭錠煥会長に至っては、お父様が長い年月、誰よりも信頼されて摂理のすべてを任されただけでなく、
全淑ニムを育て、顯進ニムを正しく立てて三代が一つになったことを称えて、
「祝福家庭模範家庭」として、父母様から直接、5回も表彰状を受けられているのです。
仁進様もまた、ハーバード大学の神学大学院を優秀な成績で卒業されたとして、
統一教会で初めての牧師按手祈祷である真の父母様の按手祈祷をもって、
最初の「祝司長」に立てられ、お母様も準備された指輪を仁進様に贈られたことをよく覚えています。
このような流れをみれば、ある意味では、真の父母様によって3回も王冠を授与された(万王の王神様解放圏戴冠式)亨進様ご夫妻をサタンが狙わないはずはないということもいえると思うのです。
そうして、本当に信じたくないことですが、まったく同じ道を行かれているといわざるを得ないのではないでしょうか。
そうでないといえる理由はたった一つです。真の父母様によって立てられた実体基台と一つになること。
すなわち、真のお父様、お母様の実体のもとを離れないという、たった一つのことです。
ちなみにお父様によって、実際に「完成した」といわれた人物は、お母様と、そして、それ以外では、第一弟子の金元弼先生だけでした。
現在のあらゆる分派は、内部の基台を崩すことはできても、外部に新しく伝道することができないでいます。
すなわちそれによっては永遠に天一国は完成し得ないわけです。
また、お母様なしには祝福を受けることも、神の血統に生まれるということもできません。
『亨進ニム擁護者に対する反論』より