「聖書の中に、メシヤが亡くなった後で、女性が相続する
と書かれたところはない」という批判について
サンクチュアリ教会を支持するある人は、
「聖書の中に、メシヤが亡くなった後で、女性が相続することについて書かれているところはありません」
と述べ、真のお母様が、真のお父様の聖和後、祝福家庭をはじめ食口を指導することに対して批判します。
しかし、この主張は、聖書に対する〝無知〟が生み出した
誤った考え方です。
「イエス以後においては、イエスと聖霊とが、直接、信徒たちを導かれた。」(原理講論469頁)
聖書には、イエス様が十字架で亡くなった後、霊的真の母である「聖霊」が信徒たちを導いて指導していくことについて明確に記されています。
しかも
「聖霊によらなければ、だれも『イエスを主であ
る』と言うことができない」(コリントⅠ一二・3)
とあります。
イエス様は十字架で亡くなる前に、十字架と復活の後、聖霊(霊的真の母)が信徒を導くことについて次のように語っておられました。
「父は別に助け主を送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。……助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう」(ヨハネ一四・16~26)
また、復活した後、イエス様は弟子たちに現れ、
「聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて……地のはてまで、わたし(イエス)の証人となるであろう」(使徒行伝一・8)
と語っておられました。
これらのイエス様の預言どおり、ペンテコステ以降は、聖霊がイエス様と共にあってクリスチャンを導いていくようになりました。
「原理」が教えているように、霊的真の母である「聖霊」を通
じてこそ、クリスチャンは霊的に重生されます。前述したとお
り、聖書には
「聖霊によらなければ、だれも『イエスを主である』と言うことができない」とあり、
さらに
「聖霊により新たにされて、わたしたちは救われたのである」(テトス三・5)
とも書かれています。
このように「重生」の役事は、真の父だけで成されるのではなく、必ず真の母を通じなければなりません。
ゆえに、イエス様は、
「人の子に対して言い逆らう者は、ゆるされるであろう。
しかし、聖霊に対して言い逆らう者は、この世でも、きたるべ
き世でも、ゆるされることはない」(マタイ一二・32)
と警告しておられるのです。
イエス様は、地上での肉身生活において、実体の真の母を復帰することができませんでした。
それゆえ原罪を清算することができず、十字架と復活の後、霊的な真の母である聖霊と共に「霊的重生」の役事だけを行うようになりました。
新約時代は、霊的救いのみで終わったのです。
参考:真の母として来られた方が、まさしく聖霊である。(原理講論)
しかし、再臨主であられる真のお父様は、実体の真の母を復帰され、原罪を清算する道を開かれました。
それゆえ成約時代、天一国時代を迎えることができたのです。
『原理講論』に、「イエス再臨以後の完成成約時代は、妻の時代、すなわち、雌牛の時代であることを知らなければならない。
ゆえに、雌牛は、とりもなおさず、完成を象徴するのである」(三二一ページ)
と説明されていますが、そこには示唆に富んだ意味深いものがあります。
二千年のキリスト教の歴史は、イエス様と聖霊が導いたことを知らなければなりません
http://trueparents.jp/wp-content/uploads/
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74a19e2f23ccf8810b9.pdfより